世界中のあらゆるものがデジタルテクノロジーに移行することで、人々に様々な経験や非日常体験をもたらすようになりました。
25年近く前に私は携帯電話を購入してもらいましたが、その時は、どこでも相手との電話ができることに感激しているだけで、まさか近い将来に、どこでもインターネットを持ち運ぶことができ、道案内をしてくれて、世界中の友人や知人とチャットやコミュニケーションができて、いつでも写真を撮影してそれを相手に送ったり、動画を撮影したり、その動画を投稿してお金を稼ぐことができるようになったり、音声で検索ができるようになるといった、一台のデジタルデバイスが、こんなにも世界を変えるとは想像していませんでした。
ここ20年間のブロードバンド回線が進化は、私たちをよりインターネットを身近なものにしました。さらに、iPhoneやAndroidのようなスマホが発売されてからは、そのスピードはさらに加速しています。
Contents
20〜30年前、新たに事業を始める場合、多くの投資資金が必要でした。
人が働くオフィスが必要でしたし、担当者と商談をする際には交通費、電話やファックスもオフィスには必要不可欠でした。今やパソコンがないと仕事ができませんが、当時はパソコンよりも電話とFAXがPCよりも重要だったと思います。
今でこそ、一人一台の支給が当たり前ですが、当時は会社に一台しかないというのも珍しくありませんでした。インターネット回線も同じです。中小企業なんかでは、インターネット回線を導入していない企業も多くあったと思います。
しかし、現在は、インターネット回線とパソコンそしてスマホがあれば、不自由なくビジネスを始めることができます。
事務所だって必要ありませんし、お客様との商談もオンラインで済ますことができます。
ビルボード、印刷媒体、DMなど、インターネットを介さずして、潜在的な顧客に対してアプローチすることを伝統的マーケティングといいます。
これら、伝統的マーケティングには多くの欠点がありました。そして、それらの欠点を補うのがデジタルマーケティングです。
スマートフォン、パソコン、タブレットなどのことをデジタルメディアと定義します。そして、これらのデジタルメディアで利用できる、様々なオンラインプラットフォームが存在します。
最も有名なのが、GoogleやYahoo!のような検索エンジン(Yahoo!はポータルもあります)になりますし、他にも様々なメディアがインターネットには公開されています。
これらのデジタルメディアとオンラインプラットフォームを使用して自社の製品やサービスを認知させることをデジタルマーケティングといいます。
ここ数十年で、消費者の購買行動は大きく変化しました。
実店舗に行く代わりに、Amazonや楽天などのECサイトを使用して商品やサービスを購入する頻度がとても高くなりました。
実際、私も日用品から電化製品に至るまでの多くをAmazonで購入しています。
世界で最も裕福な男性の一人がAmazonの創業者のジェフ・ベゾスですが、この事実は世の中が大きく変わったことを顕著に表しています。
伝統的なマーケティング手法よって製品やサービスを宣伝する場合、ビジネスはいくつかの問題に直面します。
その事例のいくつか紹介します。
デジタルマーケティングと比較して、伝統的なマーケティングを実施するためにはより多くのコストを必要とします。
伝統的マーケティング手法として、最も強力なテレビコマーシャルがあります。
ゴールデンタイムに放送される番組の間にコマーシャルを流すことが認知度の拡大には最適ですが、それには億単位の予算を必要とします。
他にも、有名雑誌や全国紙に掲載する広告なども認知度を高めるための施策としては最適に思えますが、それにも数十万~数百万単位の予算を必要とします。(掲載面や期間によって変わる)
これまでの伝統的マーケティングにおいても測定可能な方法はたくさんあります。例えば、テレビの視聴率やアンケート、人海戦術で実施するサンプリングなどがそれに該当します。
しかし、それを行うにも多くの費用を必要とするわけです。
広告はお金がかかるため、”足を使って稼ぐ”という考え方が生まれたのも、このような背景によるものだと思います。
逆にデジタルマーケティングは、全てデータに基づいているため、広告効果も測定することができますし、測定した結果に基づいて、その後の戦略も立てやすくなります。
デジタルプラットフォームに関するレポートでは、状況に応じていつでも瞬時に、キャンペーンや広告を変更することができ、効果測定も正確な数値で把握することができるのです。
なお、測定の仕組みを理解するには、以下のGoogle広告レポート動画をご覧下さい。
デジタルマーケティングでは、特定のオーディエンスをターゲットとするためのオプションが豊富にあります。これらの豊富なオプションによって、自分たちのサービスがターゲットとするユーザに対して無駄なくアプローチすることができ、効率的にコンバージョンを生み出すことができるようになります。
ですが、伝統的なマーケティングでは、特定のオーディエンスをターゲットとするためのオプションがほとんどありません。
特定のターゲットに広告を絞ってリーチさせることが非常に難しい媒体ばかりです。
デジタルマーケティングが伝統的マーケティングと比較して、優れていることがお分かりいただけたかと思います。
冒頭お伝えした通り、私たちはビジネスを新たに開始するのに最適な環境にいます。
その理由は、あなたの製品やサービスを売り込むために必要な手段が豊富にあるからです。
具体的な内容については、今後のブログで紹介させていただきます。
ビジネスを拡大させたい、ビジネスの認知度を高めていきたい。このようにお考えの方はデジタルマーケティング戦略を取り入れてみませんか?
サイバーブリッジデジタルマーケティングチームでは、マーケティングをデジタルシフトしたい企業をサポートいたします。