デジタルマーケティング

集客へとつなげる|Instagram検索ツール

Instagramは写真や動画を楽しみ、自由に発信ができるSNSプラットフォームです。そのため、「映える」コンテンツは目を引きます。ユーザーにとって有益となるコンテンツを目指していきたいですよね。ただ、見せ方だけにこだわるだけではなかなか集客には繋がりません。併せて活用していきたいのが、Instagramの検索ツールです。より多くのユーザーに自社のアカウントを見つけてもらうために、検索ツールも理解しておきましょう。

Instagramの拡散力

TwitterやFacebookに比べ、一般的にInstagramは拡散力が低いとされています。Twitterは「リツイート」Facebookでは「シェア」のボタン一つで投稿をシェアすることができます。一方Instagramは自分のフォロワーに対して簡単にシェアすることができません。そのためInstagramでは検索機能を使用して、リーチを増やす必要があります。

Instagramハッシュタグ

投稿のキャプション(投稿の文章)部分に入力できるタグのことハッシュタグといいます。ハッシュタグ検索により、ユーザーの流入や認知度を上げることが可能です。先ほどもお伝えしたように、Instagramは他のSNSに比べて拡散力が低いとされています。そのためハッシュタグを活用し、見てもらえるきっかけを作ることが大切となるわけです。

ハッシュタグ使い方

正確に使うことができないと意味をなさないので、しっかり確認していきましょう。付け方をご紹介していきます。

ハッシュタグ使い方

上記のように「半角のシャープ」「キーワード」「半角スペース」の形にしたうえで、キャプション部分に入力していきます。最後の半角スペースを入れていない方が意外といますが、この部分までがハッシュタグであると認識させるために必要となります。必ず入れるようにしましょう。また「半角シャープ」「キーワード」を入力すると、写真のように下に候補が出てきます。該当するハッシュタグをタップし、付けることもおすすめです。

ハッシュタグ検索候補

1回の投稿に対して最大30個まで使用可能です。投稿の内容に沿った関連のあるハッシュタグを使用することで、ターゲットのユーザーからリーチを獲得することができます。キャプションに入力する方法が主流ですが、見栄えやバランスを見て、投稿のコメントにハッシュタグを入れることもできます。その場合、投稿してすぐ(1~2分以内)コメント欄に入力が終えられるようにしましょう。

ハッシュタグバランス

複数のハッシュタグを同時に検索できないことや完全一致の検索結果のみの表示になるため、使用するハッシュタグを考える必要があります。ハッシュタグは単純に投稿数の多いものを選べば良いわけではありません。大切なのは投稿した写真に関連しているハッシュタグをテーマ別にバランス良く選定することです。

ハッシュタグのキーワードには大きく分けて3つ種類があります。

  • ビッグワード:投稿する内容にあまり左右されず幅広く使われ、投稿数が極めて多い。例)#instagram #happy #web など 投稿10万件以上
  • ミドルワード:ある程度使用が限定されているが人気のハッシュタグ。例)#chiba #webデザイン など 投稿1~10万件
  • スモールキーワード:企業名や商品名など独自性の強いハッシュタグ。投稿が少なめ。例)#cyberbridge など 投稿1万件以下

ビッグワードは使用するユーザーが多いため認知度が抜群です。ですがその分、他の投稿に埋もれてしまう可能性が高くなっています。逆にスモールワードは上位表示されやすくなりますが、使用するユーザーが少ないため、リーチは獲得しにくくなります。それぞれのテーマ別にバランスを考え、使用する必要があります。

同じ内容のハッシュタグでも表記が違うだけで、投稿数も異なります。こちらも確認をし、バランス良く使用することがおすすめです。

ハッシュタグ違い

成功するための選定ポイント

タグ検索

使用したいハッシュタグを検索をしてみましょう。検索をすると投稿数、そのハッシュタグでどんな投稿が人気なのか、関連ハッシュタグを見ることができます。まれにInstagramでは思惑とは違う投稿がされている場合や非表示になっている場合があるため、確認することも大切です。

競合アカウントのハッシュタグを参考にする

競合アカウントのハッシュタグを参考にすることで、ターゲットユーザーに届きやすくなります。どのハッシュタグで上位表示されているのかも確認できるといいでしょう。

発見タブで新たにつながる

発見タブとはホーム横に表示されている虫眼鏡マークをタップした際に表示される画面のことです。Instagramアルゴリズムによってパーソナライズされたユーザー好みの投稿が並びます。Instagramの運用において発見タブは非常に重要な役割を占めています。投稿が発見タブに表示されることにより、他の多くのユーザーに見てもらえる機会が多くなります。

発見タブでできること

発見タブでは多様なジャンルの検索が可能です。具体的には以下の5つです。それぞれの検索窓にキーワードを入力すると、それぞれのジャンルに該当するコンテンツやアカウントが表示されます。

発見タブ検索
  • 上位検索
  • アカウント
  • 音楽
  • ハッシュタグ
  • 場所

検索機能はもちろんですが、発見タブで注目したいのがいわゆる「バズる」は、発見タブが引き金になっているということです。新しい出会いを求めて多くのユーザーが日常的に利用するため、さまざまな投稿が多くのユーザーに閲覧されています。とすると、Instagram運用において発見タブが重要であるといえ、発見タブに掲載されることが成功の鍵となります。

ではどうすれば、掲載するのか気になるところですよね。以前ご紹介したInstagramアルゴリズムに沿って運用をすることで、発見タブへの掲載確率が上がってきます。

より多くのユーザーに届けるためのポイント

Instagramのアルゴリズムにとって重要視されるのは、ずばり「保存」です。この「保存」という行為はInstagram側から有益なコンテンツであると判断され、発見タブへの掲載につながります。発見タブの掲載により、他のユーザーへとレコメンドされ、リーチの獲得やフォロワー増加につながっていきます。

あとから見返したくなるようなコンテンツであったり、1回の投稿に対し複数枚投稿することがおすすめです。最近では、おすすめ○○3選などのまとめ投稿や勉強系投稿が人気ですね。

さいごに

ハッシュタグや発見タブといった検索ツールも大切です。併せて活用していくことで、より多くのユーザーに届けることができます。ハッシュタグ選定は地道な作業となり時間を費やすため、使用するベースのハッシュタグを決め、コピーして使用することをおすすめします。ハッシュタグ検索ツールなどもあるので、活用してみるのもいいかもしれません。ユーザーにとって有益となるコンテンツの発信をしつつ、ぜひInstagramの検索ツールも今一度意識してみてください。

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マーケティング スタッフ

マーケティング事業部

サイバーブリッジでマーケターとして働くスタッフが執筆しています。

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