インフラ設計・構築

GoogleChromeでパスワードデータを移行する手順を紹介-パスワードマネージャーを徹底活用

Chromeに保存したパスワード情報を移行したいけど、その方法がよく分からない。

そんな課題を解決する方法をご紹介します。

Chromeに保存したパスワードデータをエクスポート

GoogleChromeをデフォルトのブラウザに設定すると、パスワードの管理が非常に楽になります。保存したパスワードデータはクラウド上で安全に管理されるため、様々なデバイスで一元管理することができます。

GoogleWorkspaceの導入により、これまで個人のGmailアカウント(****@gmail.com)に保存していたウェブのパスワードを独自ドメインのアカウントに移行したい場合に役立ちます。

パスワードデータをCSVファイルにエクスポートする

GoogleChromeの設定()をクリックして、[設定]>[自動入力]>[パスワード]の順に進みます。

設定>自動入力>パスワードの順に進みます

保存したパスワードの右側にある[その他の操作]をクリックすると、[パスワードのエクスポート]ができるようになります。

[パスワードをエクスポート]をクリックして、任意の場所に、CSVデータ(任意のファイル名でOK)を保存します。

以上で、データのエクスポート作業は完了です。

パスワードマネージャーからエクスポート

続いて、パスワードマネージャーを活用したパスワードのエクスポート方法についてご紹介します。

まず最初に、Googleパスワードマネージャーに移動します。

パスワードマネージャーを開くと、次の画像のようなページに推移します。現在、保存されているサイトのパスワード数が出てきます。

現在は、227件のサイトとパスワードが保存されているようです。

パスワードマネージャーの画面。現在保存中のサイトとパスワードの数が表示されている

右の歯車マーク()をクリックします。

すると、設定ウィンドウが表示されますので、[エクスポート]を選択します。

パスワードをエクスポートする

すると、注意事項が出ますので内容を確認して、[エクスポート]をクリックします。

セキュリティ認証のために、アカウントのログインパスワードを入力します。

セキュリティのためにアカウントのパスワードを入力

CSVファイル形式でダウンロードされるので、任意の保存先に、任意のファイル名で保存します。

CSVファイルを保存する

CSVファイルのダウンロードが完了したら、パスワードのエクスポートは完了です。

パスワードをインポートする

パスワードのエクスポートでダウンロードしたCSVファイルをインポートしていきます。

パスワードのインポートはとても簡単です。

先ほどのパスワードマネージャーの設定()から、パスワードのインポートに推移して、[インポート]をクリックします。

パスワードのインポートから[インポート]を選択

セキュリティ認証のために、アカウントのログインパスワードを入力します。パスワードの入力が完了したら、パスワードのインポートウィンドウが出ますので、ファイルを選択します。

ファイルを選択をクリック

先ほど、エクスポートしたCSVファイルを選択して、最後に[インポート]をクリックしましょう。

ファイルの確認ができたらインポートをクリックする

パスワードマネージャー内にデータがインポートされていることをご確認下さい。パスワードデータが入っていればインポート成功です。

パスワードマネージャー内にパスワードが反映されていればインポート成功

また、GoogleChromeの設定>[設定]>[自動入力]>[パスワード]からも、インポートされたパスワードの情報を確認することができます。

Chromeの設定からもパスワードを確認することができる

以上が、GoogleChromeで保存されたパスワードを移行する手順となります。

Googleパスワードマネージャーは、様々なパスワードを一元管理するツールとして最適です。クラウドサービスやWebアプリなど、私たちは多くのデータをインターネット上に預けることが普通になってきています。

これらのツールを上手に活用して意識して管理することで、管理コストを大幅に下げることが可能になりますので、ぜひ有効活用してみて下さい。

この記事を書いた人

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櫻井 邦則

代表取締役

1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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