デジタルマーケティング

コンタクトをインポートする方法|HubSpot基礎

Hubspotのコンタクトに顧客データをインポートする方法や、マーケティングコンタクトの除外方法など、Marketing Hubに関するご紹介をさせていただきます。

HubspotのMarketingHubとは?

まずは「Marketing Hub」とは何かを説明させていただきます。マーケティング活動を行うためのMA機能です。「Marketing Hub」を利用することで、簡単にマーケティングコンタクトを特定することができます。

例えば、Eメールの開封状況や配信解除になっているコンタクトのリストを自動作成が可能です。また、ワークフローを活用し、フォーム送信などにより新しく登録されたコンタクトを自動でマーケティング対象に分類できます。

活用することで、リードに対し、多くのアプローチが可能となります。

マーケティングコンタクト設定時に使用する用語

コンタクトを追加するにあたり、必要になる用語を、まずはご紹介させていただきます。馴染みのない方はぜひ、参考にしてみてください。

会社:CRMに保存された組織を示すオブジェクト

コンタクト:CRMに保存された個人を示すオブジェクト

プロパティー:オブジェクトのデータを格納するために作成される

リスト:設定した条件に基づくコンタクトまたは会社からなる情報の一覧

マッピング:ある項目に対して、割り当てること

Hubspotにコンタクトにインポートする

では、早速インポートする手順をご紹介します。

Step.1 インポート内容を選択する

コンタクトからインポートをする
  1. 上に表示されているナビから「コンタクト」を選択
  2. 右上に表示されている「インポート」を押下
  3. 「インポートを開始」を押下する
  4. コンピューターからのファイルを選択

今回はマーケティング対象となるコンタクトをインポートする方法ですが、マーケティング対象外のコンタクトのインポートも可能です。その場合は、「オプアウトリスト」を選択して進めます。

Step.2 オブジェクトを選択する

オブジェクトの数を選択する

次に何件のオブジェクトをインポートするかを選択します。

コンタクトに関するデータだけをインポートするならば、基本的には「1種類のオブジェクト」でOKです。一方、「複数のオブジェクト」は、コンタクトの情報だけでなく、取引などの情報も一緒にインポートしたい場合に選択します。

「次へ」を押下します。

コンタクトを選択する

インポートするオブジェクトを選択しましょう。会社・コンタクト・取引先・製品・チケットなど、さまざまあります。先ほど「1種類のオブジェクト」を選択したので、1つしか選べません。

今回は「コンタクト」を選びます。そして、「次へ」を押下します。

Step.3 ファイルをアップロードする

コンタクトに追加するファイルを選択

ファイルをアップロードの画面が表示されたら、インポートしたいファイルをアップロードします。

基本的には、Excel、またはCSVです。どのような入力方法であっても、HubSpot側で名前やEメールアドレスを認識し、読み込んでくれます。

公式ではサンプルのスプレッドシートもあるので、ダウンロードし、貼り付けた後、アップロードすることも可能です。

コンタクトのサンプルスプレッドシート:XLSXまたはCSV
会社のサンプルスプレッドシート:XLSXまたはCSV
取引のサンプルスプレッドシート:XLSXまたはCSV
チケットのサンプルスプレッドシート:XLSXまたはCSV
製品のサンプルスプレッドシート:XLSXまたはCSV

Step.4 コンタクトのマッピングをする

コンタクトのマッピングをする

ファイルのアップロードが完了すると、上のような画面になります。ここでは、各プロパティーが正しく、マッピングされているかを確認します。Hubspotから表示された情報は、どんな内容のファイルなのかを照らし合わせていくイメージです。

例えば、「サイバ ブリ男」さんのコンタクトをインポートしたとします。この「サイバ ブリ男」は、名前?Eメール?電話番号?会社名?など、どれに当てはまるのか正しい情報を選択する必要があります。「サイバ ブリ男」は名前なので、名前を選択します。マッピングが完了しないとインポートはできません。

Step.5 コンタクトの設定をする

コンタクトの設定をする

マッピングが完了すると次のステップへと進むことができます。ここでは、インポートした情報を設定していきます。

ちなみにインポート名は把握しやすい名前を入れておくと管理しやすくなります。

各チェックボックスに必要な場合、チェックを入れていきます。右のような画面が表示されたら、指定された数字を入力し、「コンタクトをインポートして設定」を押下します。

「このインポートからリストを作成」にチェックを入れた場合

こちらにチェックを入れた場合、コンタクトのインポート時にリストを作成してくれます。Eメールの配信先に設定したいときなどに活用すると便利です。

「これらのコンタクトをマーケティングコンタクトに設定」にチェックを入れた場合

こちらにチェックを入れると、マーケティング対象として登録することになります。ちなみにマーケティングコンタクトに設定しないと、Eメールなど送りたくても送れません。何かしらのアプローチをしたい場合には、必ずチェックを入れましょう。

ここまで終えられると、下のような画面になります。最後に、インポート情報を確認しましょう。

コンタクトをインポートした結果が表示される

マーケティングコンタクトから外す方法

逆に、マーケティングコンタクトから外したい場合も、ご紹介します。

「マーケティング対象外のコンタクト」は、つまりメルマガなどのマーケティングが行えない状態のコンタクトです。

マーケティング対象外のコンタクトに設定する
  1. コンタクトを表示
  2. 該当するコンタクトのチェックボックスにチェックを入れる
  3. 「その他」を押下する
  4. 「マーケティング対象外のコンタクトに設定」を選択する

Hubspotに登録できるコンタクトの上限

マーケティングコンタクトの機能あり

STARTERPROFESSIONALENTERPRISE
価格6,000円106,800円384,000円
月額に含まれるコンタクト数1,000件2,000件10,000件
コンタクトの
単位
1,000件5,000件10,000件
コンタクト
追加料金
6,000円/1,000件30,000円/5,000件12,000円/10,000件
Eメールの送信数マーケティングコンタクト数の5倍マーケティングコンタクト数の10倍マーケティングコンタクト数の20倍

マーケティングコンタクトの機能なし

STARTERPROFESSIONALENTERPRISE
価格6,000円96,00円384,000円
月額に含まれるコンタクト数1,000件1,000件10,000件
コンタクトの
単位
1,000件1,000件1,000件
コンタクト
追加料金
6,000円/1,000件6,000円/1,000件1,200円/1,000件
Eメールの送信数マーケティングコンタクト数の5倍マーケティングコンタクト数の10倍マーケティングコンタクト数の20倍

マーケティング対象外のコンタクトは無料で最大1,500万件を登録することが可能です。

さいごに

マーケティングコンタクトのインポート手順と除外方法をお伝えしました。HubSpotを利用している方であれば、必ず使う機能です。HubSpotは分かりやすく、説明をしてくれていますが、つまずいてしまうときがあると思います。その時に、こちらの記事を見てぜひ、参考にしてみてください。

この記事を書いた人

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マーケティング スタッフ

マーケティング事業部

サイバーブリッジでマーケターとして働くスタッフが執筆しています。

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