ベーシックシリーズ-Vol11-
イーロンマスクをご存知ですか? 誰もが彼のようになりたいと思うでしょう。
もしあなたが、ビジネスの世界にどっぷり浸かっているタイプの人間なら間違いなく、イーロンから何らかの影響を受けていることだろうと思います。
実はここ最近、私はイーロンのYouTubeチャンネルに釘付けになっています。
彼は、火星に住む計画を進めていてスペースXに関する話や、世界の電力が太陽光のような自然エネルギーによってカバーされるような途方もない計画についていつも話をしています。
彼はあるスピーチの中で『人工知能に関してどのようにしてその成長を遅らせたかったのか』について語っていました。
そのスピーチはとてもスケールが大きく、どのように人工知能はデジタルマーケティングの分野で形成されているのかを改めて考えさせられるいいきっかけになりました。
私たちが『キーワード』をテーマに記事を書いたことを覚えていらっしゃいますか?今回の記事ではキーワードリサーチに関して、さらに深堀していくことにします。
検索エンジンの表示結果を決定する要素は、主に2つあります。
1つ目はSEOです。
検索エンジン最適化(Search engine optimization)は検索結果の上位にwebサイトを表示させるために必要なプロセスです。
2つ目はSEMです。
検索エンジンマーケティング(Search Engine Marketing)は有料広告キャンペーンによって成立します。ターゲット設定したキーワードに合致した、潜在的なオーディエンスの検索結果にあなたのwebサイトを表示させます。
これらの施策を実施するために何よりも必要なことは、あなたの会社や製品、そしてサービスに対して最適なキーワードを十分にリサーチするということです。
※SEMに関する定義は諸説あります。SEMをキーワード広告とSEOの領域を網羅した考えと定義する場合やSEMは広告領域だけの対策だと定義する人もいます。
デジタルマーケティング戦略で成功するためには、ペイドサーチかオーガニック戦略によって、あなたがターゲットとしているオーディエンスに対して情報を表示させなければなりません。
もし、あなたのターゲットとなるオーディエンスを把握していなければ、上手くいくわけがありません。
製品やサービスの認知向上や購入者を増やすためには、適切な情報を適切なヒトに対して配信しなければなりません。
まず最初に明確なターゲット像を認識することから始めましょう。
次に、どのような消費者があなたの製品やサービスを必要としているのかということを時間が許す限り考えましょう。
これらのデータに基づき、購買者のイメージ像(ペルソナ)が完成します。
オーディエンスについて理解したら、どのようにして彼らが製品やサービスをオンライン上で見つけられるのかをチェックしましょう。
実際にどのようなキーワードを彼らは使用するのかということです。
ここで、Amazonの創業者のジェフ・ベゾス氏に関するエピソードをご紹介します。彼は当初、自宅のガレージで本のオンライン販売からスタートしました。
ECサイトにほんの僅かの商品しかない時に、彼は、商品アイテム数を増やしたいと考えていたのです。そこで彼がやったことは、自社の顧客から1000人の顧客を無作為に選び、e-mailを送りアンケートを取ったのです。
そのメールの中身は以下のような感じです。
「どのような製品を売って欲しいですか」「どの製品が今すぐ欲しいですか」
そのメールには、実に様々な返答があったそうです。ある人は、キッチン用品をリクエストしたり、ある人は、ウインドシールドをリクエストしました。
彼は、1000人のカスタマーの返答から、1,000ものビジネスの拡大チャンスがあることに気がついたそうです。
これは既存ビジネスからの変革のとても興味深い例です。
もし私たちからアドバイスできることがあるとすれば、カスタマーから想定される質問を想定して質問に対する答えを持ち合わせておくことです。
解答を常に持ち合わせていれば、次のステップに移行することができます。
『キーワード』はデジタルマーケティングで成功するために非常に大切な要素です。
キーワードには二つのタイプがあります。
一つが『ショートテール』もう一つが『ロングテール』です。
ショートテールキーワードは、一般的で分かりやすいキーワード構成になります。
言い換えれば、それは『ビッグワード』であり、通常1つか2つのワードで構成されます。
例えば、あなたが『デジタルマーケティング』と入力して検索します。それは『ショートテールキーワード』になります。
一方、ロングテールキーワードは、3つまたはそれ以上のキーワードで構成されます。
もし、あなたが [デジタルマーケティング 企業 千葉] のようなキーワードを入力して検索した場合、それはロングテールキーワードということになります。
あなたのビジネスに最適なキーワードの生み出し方がご理解いただけたかと思います。
しかし、どれくらいのユーザーがこのキーワードを使って検索したのか?
また、検索エンジンの上位に表示させるためには、どの程度のコストが必要なのか?
このような問題に関して、どうしたら明確な評価基準が持てるのでしょうか。このようなデータは広告キャンペーンを用意する際に必要になります。
実際に、キーワードを準備するためのツールは多くの企業が提供しています。有料・無料問わず、下記にリストアップしましたので、ぜひ参考にして下さい。
いくつかのキーワード、特にショートテールの場合、とても競争率が高く入札価格やコストが高くつきます。
もし、あなたがこれらのショートテールワードをターゲットとしているなら、多くの広告費を使う必要がありますし、より正確なオーディエンスを取りこぼす可能性もあります。
この件については、今後のブログで解説していきましょう。
正確なキーワードを見つけることは、様々なデジタルマーケティングキャンペーンにおいて最も重要なことです。
SEMやSEOで成果を出すために必要なことは、設定するキーワードをリサーチすることです。
そして、広告キャンペーンに使用するキーワードを決める前に、ターゲットやオーディエンスなど自社の評価基準を決めましょう。キーワードリサーチツールの活用で、選定したキーワードの検索ボリュームと価格と競合についてリサーチすることができます。
サイバーブリッジのデジタルマーケティングチームはSEOとSEMについて日々研究を重ねています。SEOやSEMに関する対策を考えている方はいつでもご連絡下さい。
SEOやSEMの対策をしたいが何から始めたらいいのか分からない。キーワード選定ってどうやってやるの?このようなお悩みをお持ちでしたら、サイバーブリッジにご相談下さい。以下のフォームに『名前』と『メールアドレス』をご入力いただき『送信する』を押していただければ、担当よりメールにてご連絡させていただきます。