インフラ設計・構築

社内のネットをNUROアクセスに切り替えたのでレビューします

社内のインターネット回線に新にNUROアクセスを追加しました。

これまではNTTの光回線を使用していましたが、専用線を入れたいなと考えていて、迷った挙句NUROBizの導入に至ったわけです。

今回のブログは少しフランクに書いていきたいと思いますので、あまり身構えることなく気楽に読んでいただけると嬉しいです。

それでは始めていきましょう。

NUROアクセスとは

まず最初に、NUROアクセスとは何ぞや??と疑問を持たれている方に基本的な紹介をしていきたいと思います。

NUROアクセスとは、法人向け高速インターネット接続サービスのことをいいます。

個人向けサービスにNURO光がありますが、それのビジネス版だと理解していただければ結構です。

NUROについては、どこかで耳にしたことがあると思います。

そうです、あの噂の高速インターネット回線ですね。

ISP一体型

NUROアクセスはISP一体型のサービスになるので、フレッツ光のようにプロバイダを別途用意する必要はありません。

工事行者さんが回線を引き込んでくれて、モデムを設置してくれました。

NUROアクセスがISP一体型なので、面倒なPPPoE接続設定なども不要です。

2つのセッションを同時利用可能

NUROアクセスは2つのセッションを確保することができます。

NUROアクセスのONU(2セッション確保できる)

モデムにLANポートが2つあり、LAN1が静的IPアドレス、LAN2が動的IPアドレスのセッションを確保することができます。

これはあるようでなかったサービスです。

マルチセッションルータやONUの配下にセッションハブを設置してルータを二つ用意すれば可能ですが、その一手間を省くことができます。

固定IPアドレスが標準で一つ付与される

NUROアクセスでは、どのプランでも固定IPが一つ標準で提供されているので、別途申し込みをする必要がありません。

LAN1のネットワークをIPアドレス制限をかけたいサーバやシステム用の回線に使用して、LAN2を通常の業務用やゲスト用にするなど用途に応じて使い分けることができます。

固定IPアドレスが最低1つ付与され、オプション加入することで、利用可能なIPアドレスを最大30個まで増やすことができます。

固定IPアドレスをオプションで最大30個まで利用できる
NUROアクセスのIPアドレス追加オプション(NURO Biz公式より抜粋)

NUROアクセスのスペック

NUROアクセスのスペックについて紹介
伝送規格G-PON採用で高速下り最大2Gbps

NUROアクセススタンダードは専用線なので、混雑の影響を受けることなく快適な通信速度が担保されています。

実際に回線を入れ替えてからは、通信速度が安定してストレスを感じることが一切なくなりました。

また、上り下り最低10Mbps以上の帯域が確保されているため、安心して使用することができます。

忙しいときにインターネットが遅い状態や、混雑して”ぐるぐる”している状態は業務効率も下がりますし、ストレスを抱えながら仕事をすることになります。

そういった意味でも、現在は余計な心配をすることがないのが嬉しいですね。

最大通信速度は、なんと!下り最大2Gps/上り最大1Gpsの超高速回線!

自社のネットワーク機器がボトルネックになっているところがあったので、思い切って機器を入れ替えてしまいました。

現在はとても快適に仕事ができています。

実際の速度はどうなの?と疑問に思った方もいらっしゃるでしょうから、実際にスピードテストをしてみることにしました。

私が測定したツールはこちら(https://fast.com/ja/)です。

https://fast.com/ja/でスピードを測定してみました

その速度は驚異の下り810Mbps、上りも770Mbpsを記録!!

これだけあれば十分すぎます♪

なお、さらに上位プランになると「NUROアクセスプレミアム」「NUROアクセスNEXT10GB」が提供されていて、どんな感じなのかも気になるところです。

NUROBizの利用料金

NUROアクセスの月々の利用料は驚きの18,850円
NUROアクセスの利用料金について紹介します

専用線、下り最大2Gps、帯域保証などがついているため、結構お高いんでしょ?と思っていましたが、お値段なんと!18,850円(税別)です。

初期費用は別で、事務手数料+基本工事費で53,000円、初期費用で150,000円かかります。

なお初期費用については、2年間の利用で実質無料になります。

NTT東日本から提供されている「フレッツ光ネクストビジネスタイプ」と比較して迷いました。

ただ、月々の料金が安かった点とプロバイダサービスや固定IPアドレスが別契約になってしまう点を考慮して、最終的にNUROアクセスの導入に踏み切りました。

NTTの回線は安定感は抜群だと思うのですが、回線だけで月々45,210円というのは、やや割高に感じてしました。。。

NUROアクセスの設定方法

NUROアクセスの設定方法は固定IP接続またはDHCP接続で上位のONUから接続します
NUROアクセスの設定方法は非常にシンプルです

NUROアクセスでインターネットに接続するための方法を紹介します。

先ほどご紹介したLANポート(LAN1、LAN2)にケーブルを指してセッションハブで分割することもできますが、間にルータを挟むことで、ファイアウォールなどの細かい設定をすることができます。

一般的には、NUROアクセスのONU配下にルータを設置します。

ルータ管理画面での接続方式は、固定IPまたはDHCP方式を採用します。

NUROアクセスに接続するには、DHCPか固定IPの指定で接続を行なう
ヤマハルータでのNUROアクセス設定方法

固定IPによる接続の場合は、NUROアクセスから割り出されているIPアドレスの値を入力して設定をすれば接続することができます。

NUROBizを導入したい場合どうすればいい?

今回は、社内のインターネットをNUROに切り替えたわけですが、NUROアクセスの魅力は十分に伝わりましたでしょうか?

NTTのフレッツ光と比べると実際に利用できるようになるまで、1~2か月程度多くの時間がかかります。

ですので、事務所や店舗の新設で急がれている方には不向きかもしれません。

実際に申し込みたいなとお考えの方は、NUROアクセスの公式サイトから問い合わせが可能です。

また、サイバーブリッジのインフラ事業部もNUROBizの代理店となっていますので、サービス導入の受付が可能です。

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必要事項のご記入下さい。追って担当よりご連絡させていただきます。

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この記事を書いた人

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櫻井 邦則

代表取締役

1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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