デジタルマーケティング

Googleアナリティクスの基本情報を理解できていますか?

Googleアナリティクスの基本情報をあなたは理解できていますか?

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供するアクセス解析ツールです。

無料で利用できますが非常に多機能で、Webサイト管理者が必要な指標に対して詳細な設定やカスタマイズが可能です。

このツールを使いこなすために、十分な学習が必要になりますが、それにより自社のWebサイトを丸裸にして解析をすることが可能です。

ここでは、Googleアナリティクスに関する、基本的な情報を理解することを目的とし、今後の学習のための土台作りにしていきましょう。

初めてGoogleアナリティクスを学ぶ人は、この記事からスタートすることで次のステップに進みやすくなりますので、最後までご確認下さい。

Googleアナリティクスはどのようなツール?

Googleアナリティクスはどのようなツールなのかを紹介
Googleアナリティクスはどのようなツールなのか?

Googleアナリティクスとはどのようなことができるツールなのでしょうか。

時間とお金を費やして作ったWebサイトも、その費用対効果を分析しなければ、次のアクションを取ることができませんよね?

Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供するアクセス解析ツールです。 

Googleアカウントでログインして管理画面上から発行されたトラッキングタグをWebサイトやGTM(Googleタグマネージャー)に埋め込むことによって、サイトへのアクセスに関する詳細なデータを収集することができます。

サイト管理者やマーケティング担当者にとって視覚的に整理されたレポート機能が多数ありますので、様々な意思決定のための判断材料になります。

サイトへの流入経路、デバイス、時間、さらにはサイト内の行動履歴や離脱ポイントなど、様々な詳細情報を出すことができるGoogleアナリティクスは、自社のマーケティング戦略に必要不可欠なツールです。

Googleアナリティクスを世代別に解説します

Googleアナリティクスのアップデート遍歴を確認します
Googleアナリティクスを世代別にチェックしていきましょう

Googleアナリティクスは、これまで何度もアップデートを繰り返し行ってきました。

ここではGoogleアナリティクスのバージョンの歴史を見てみます。

Googleアナリティクスの誕生

2000年代初頭にWeb開発者は、自身のWebトラフィックを簡単に解析するためのツールを持ち合わせていませんでした。

そのような状況で、それをビジネスチャンスだと感じて分析ツールを開発して提供する会社がいくつかありました。

Urchin(アーチン)はそれらの会社の1つ、 Googleは2005年にUrchinを買収しその後Googleアナリティクスと統合しています。

UniversalAnalytics

ユニバーサルアナリティクスは、より高度でグラフィカルなインターフェースを備えたもので2014年にローンチされました。

旧Googleアナリティクスでは、リピーターが来たことは分かりますが、誰がリピーターなのかを把握することができませんでした。

しかし、UniversalAnalitycsでは各ユーザーにトラッキングIDが割り当てられたことで、誰がリピーターなのかを分析することが可能になったのです。

この点が、ユニバーサルアナリティクスの大きな進化になります。

Googleアナリティクス4

より高度なAI予測レポートを備えた、分析プラットフォームの最新バージョンになります。

2020年10月にリリースされた最新版です。

2023年7月1日にGA4にサービスが完全移行されますが、現時点ではUAとGA4を並行して使用することができます。

GA4に関する情報は、今後も積極的に公開していきます。

現時点で移行できる場合は、積極的に移行してGA4の環境に慣れておくようにしましょう。

Googleアナリティクスはなぜ多くの人に使用されるのか?

Googleアナリティクスが多くの人に利用される理由について
GoogleアナリティクスはWebサイトに関わる人の多くに導入されているツールです

GoogleアナリティクスにはWebサイトへのアクセスに関する様々なデータが収集されて、誰でも無料で使用することができます。

Web戦略事業者に分析費用を支払う代わりに、Googleアナリティクスについて学習し、分析をしたり、レポートを活用することで、アクセス解析から次のアクションに対する意思決定をリアルタイムで下すことができます。

学習環境が充実している

Googleアナリティクスの学習環境は非常に充実しています。

書籍や公式サイト、ブログコンテンツなど至るところに情報はあります。

あなたがGoogleアナリティクスについて積極的に勉強したいのであれば、Googleアナリティクスヘルプを中心に学習していくとよいでしょう。

さらに、分からないところは色々なブログなどを確認しながら知識を補うようにします。

知識を体系的に学びたい場合は、書籍もおすすめです。

ただ、サービスのアップデートに書籍の更新が追いつかず、情報が古いものになってしまう可能性がありますので、最新の情報は常に公式サイトで確認するのが望ましいと思います。

レポートやデータを活用してよりマーケットにリーチする方法を考える

レポートを活用たデータに基づいた分析により、潜在的なユーザにリーチするための必要な意思決定を下すことができます。 

  • どの製品やサービスに対して多くのアクセスが集中していますか?
  • どのような属性のユーザがより興味を持っていますか?
  • どの広告チャネルがより多くのコンバージョンを獲得しましたか?
  • ユーザはどのくらいあなたのページに滞在しましたか?

GoogleAnalyticsはGoogle広告SearchConsoleなど… 他のGoogleプラットフォームとも統合できます。

その中で、最も優れた連携の一つがGoogle広告キャンペーンのためにGoogleアナリティクスリマーケティングリストを活用することができるという点です。

リマーケティングについては、別の機会に詳しくお伝えしていきますが、一度サイトまたは特定のページを訪れたユーザに対して、広告を表示させる仕組みのことをいいます。

無料で提供しているにも関わらず、様々な機能があり、あなたのWebサイトをさらに良質なものにするためのヒントをたくさん提供してくれるのがGoogleアナリティクスなのです。

Googleアナリティクスは難しいツールではありません

Googleアナリティクスは難しいと感じている人が、たくさんいらっしゃるようです。

全ての機能をマスターしようとすれば、それなりの時間を必要とします。

ですので、まず最初に、最低限確認するべき指標レポート機能に重点的に着目して運用してみてはいかがでしょうか。

机上で学ぶのも大切ですが、実際に手を動かしてみて慣れることで理解度もより一層深まるでしょう。

このプラットフォームを使用する企業や個人は非常に多く、サイトを公開する際に必ず入れるツールだと思っていただいても過言ではありません。

少しずつでも構いません。デジタルマーケティングは、今後のビジネスにおいて必要不可欠なものになりますので、ぜひ理解するようにして下さい。

この記事を書いた人

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櫻井 邦則

代表取締役

1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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