デジタルマーケティング

キーワードリサーチとは? | キーワードリサーチの基本を知る

キーワードリサーチはデジタルマーケティングそしてWebの現場において非常に重要な作業になります。この点については繰り返しお伝えしておきます。

デジタルマーケティングの世界に身を置くと、最も多く聞くことになる”ワード”はキーワードです。

これまでは”キーワード”の重要性をあまり理解していなかった人も多いと思います。しかし、”キーワード”について理解していくと、様々なマーケティングキャンペーンの中で関連キーワードを調査していくことになります。それは、既に公開しているWebサイトであろうが、ペイド広告キャンペーンであろうがSEOキャンペーンであろうが、キーワードリストを準備することが戦略的な鍵になります。

そもそも”キーワード”とは何か?

さて、まずはシンプルに説明していきます。キーワードとは、検索ユーザが検索エンジンでユーザが抱えている疑問や悩み、そして課題に対する答えを探し出すための単語やフレーズのことを言います。

“key-word”つまり、Webサイトを所有する企業やサービス提供者にとって重要なワードであり、単語です。

ユーザがどのようなキーワードを検索ニーズとして持っているのか?それをもとにして、Webサイトやサービスページを最適化していくことになります。

SEOに関する著名なブログの一つであるHubspotによれば、Google検索エンジンの中で毎秒63,000の検索クエリが発生していて、1日に56億回もの検索が行われています。

キーワードに関する基本を理解するために、サイバーブリッジデジタルマーケティングブログの過去に公開した記事『キーワードのリサーチ | カスタマーのマインドセットを理解しよう』がとても役に立ちます。

“キーワードリサーチ”とは?

ahrefs.comのブログ「ロングテールキーワードとは何か、そしてそこから検索トラフィックを取得する方法」によると、92.42%のキーワードは月に10回ほど検索されるそうです。

つまり、キーワードリサーチを体系的に行うことがコンテンツ制作のプロセスの中で重要な部分を占めることになるわけです。

キーワードリサーチは、「どんな単語やフレーズがターゲットオーディエンスに使用されるか」を考えて発見していく作業です。

様々なSEO戦略の中でキーワードリサーチはやるべき事の中心にあります。

キーワードリサーチをやり続けることで、次のことが分かります。

  • どのようなキーワードを使用して、検索結果に表示させているのか?
  • 様々なトラフィックに備えて準備していること。

検索結果画面(SERPs)から流入する様々なトラフィックに備えていきましょう。

以下で、キーワードリサーチの方法についての概要を説明していきます。

キーワードリストを分解して考える

サイバーブリッジのデジタルマーケティングブログで以前リリースした記事「キーワードリサーチに必要なこと | カスタマーのマインドセットを理解する」の中で、どのようにキーワードリサーチをしていく中でカスタマーマインドを理解できるのかを説明しました。

キーワードをグルーピングするには様々な方法がありますが、今回の記事ではキーワードの長さを3つのカテゴリーに分けてご案内します。

ショートテイルキーワード

ショートテイルキーワードは競合も多く検索結果の上位に表示させるのがとても難しいタイプです。競合が多いとキーワードということもあり、このキーワードで勝負する場合は多くの時間とコストがかかります。

1つまたは2つのワードを含むキーワードは”ショートテイルキーワード”と定義することができます。このキーワードは最も共通で一般的なワードで最も多くの検索ユーザが利用します。

ですので、検索ボリュームも常に高いのはこのショートテイルキーワードです。

“Google広告”はショートテイルキーワードです。上の画像をご確認下さい。4億7900万の検索ボリュームが表示されていますね。このように他のタイプのキーワードタイプと比較して高い検索ボリュームを出します。(通常はこのようなことが起こります。ただ、稀に他のキーワードタイプがより多くの検索ボリュームを出すこともあります。そのようなキーワードを見つけられれば戦略的な勝者になれるのです)

ミドルテイルキーワード

ミドルテイルキーワードは、ショートテイルキーワードとロングテイルキーワードの間に位置するキーワードです。

時々、他のブログなどではミドルテイルキーワードをロングテイルキーワードとして説明しているものもあります。

その場合は、ロングテイルとショートテイルの2つのタイプに分類されます。

たた、今回、私たちはキーワードを3つのカテゴリに分類してミドルカテゴリーについてお伝えしようと思います。

その理由は、ビックキーワードと比較して、ミドルキーワードは競合も少なく、広く一般的ではないからです。

その一方で、ロングテイルキーワードと比較したとき、ミドルテイルキーワードはニッチな領域に分類されます。

上の画像のような、”Google広告 費用”といったキーワードは、ミドルテイルキーワードに分類されます。

ロングテイルキーワード

92%の検索クエリはロングテイルキーワードである。

BACKLINKOより抜粋

ロングテイルキーワードは4つ以上のキーワードによって構成されます。これらのキーワードは非常に特殊で通常はニッチなトピックを検索する際に使用されます。

これまでの2つのカテゴリーのキーワードと比べると、ロングテイルキーワードの検索ボリュームはとても低いため、競合は少なく、ゴンバージョンレートは高くなります。もしあなたが新たにコンテンツを作る場合、ロングテイルキーワードで検索結果画面にランクさせるようにしましょう。

“Google広告 費用 仕組み”このようなキーワードはロングテイルキーワードに分類されます。

ロングテイルキーワードのリサーチの重要性

原則的にキーワードリサーチはSEOキャンペーンをより強固なものにするために行なうものです。定番のキーワードリサーチでは、『月間検索ボリューム』『キーワードの競争力』を確認します。

ランディングページを表示させたいキーワードを特定することで、コンテンツのトピックスが決まり、公開前のトピックスにそれらのキーワードを関連づけることができます。そうすることで、検索画面の上位にあなたのコンテンツを表示できるようになります。

外部リンクと内部リンクを構築することもいい影響を生み出します。リンク対策についても、全てのワードに対してリンクを貼るのではなく、キーワード戦略に基づいて戦略的にリンクを作っていきます。

まとめ

キーワードは検索ユーザがオンライン上で何かを検索するときに使用するワードまたはフレーズです。

検索エンジンで使用するキーワードには3つのタイプが存在します。

例えば、もしあなたが”キーワードリサーチ”について知りたい場合、”キーワードリサーチ とは”とGoogleで検索するでしょう。

キーワードの長さに応じて3つのタイプに分類されます。

  • ショートテイルキーワード(ヘッドキーワード)
  • ミドルテイルキーワード
  • ロングテイルキーワード

キーワードリサーチはこれらのキーワードを見つけるためのプロセスです。キーワードリサーチをしっかり実施することにより、どのキーワードがあなたの製品やサービスを検索エンジンで見つけるのに使われるかを見つけることが出来ます。

キーワードリサーチを実行することは、あなたのSEO戦略とリスティング広告のようなPPCキャンペーンにとって、非常に重要です。

私たちが公開しているブログコンテンツ『Googleリスティング広告:コンプリートガイド~2022年最新版~』では、リスティング広告で成果を出す方法について解説しています。

サイバーブリッジのデジタルマーケティングチームでは、キーワードリサーチと様々なSEOオペレーションを得意としています。

もしあなたが、キーワードリサーチやSEOに関して、何か情報が必要な場合やサポートを必要とする場合は下記のフォームよりお問い合わせ下さい。

次回のキーワードリサーチ関連の記事では「キーワードリサーチのやり方」についてご案内します。

乞うご期待下さい。

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    この記事を書いた人

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    櫻井 邦則

    代表取締役

    1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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