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デジタルマーケティング 2022.9.30

中小企業に必要な5つのデジタルマーケティング手法と戦略を解説

  • SEM
  • content marketing
  • Webマーケティング
  • SEO

中小企業に必要なデジタルマーケティング手法を駆使することで事業を維持し成長するために必要な新規顧客の開拓に繋げることができます。

デジタルマーケティング手法を駆使して多角的に顧客へアプローチする必要があります。

そして、事業を始めて間もない会社や知名度が低い中小企業の場合、自分達のビジネスを売るこむために何が必要なのかを常に考えなければなりません。

自社のビジネスを売り込むマーケティング活動の中でコアな部分が宣伝と販売になり、その中で中小企業にとって最適な手法を5つご紹介します。

広告が溢れ、広告に疲弊している私たちの日常

世の中には様々な広告が溢れかえっているということを前提にマーケティング戦略を組む必要があるのです
私たちの日常生活で広告を見ない日はありません

IT化が進むなかで、私たちが受け取る広告の数は急激に増えています。

年齢や属性によっても異なりますが、例えばテレビCMでも平均して200回程度だと言われています。これにインターネット関連の広告や街頭の看板なども加えられますので、もの凄い量になります。

私たちは日々広告のシャワーを浴びながら暮らしているのです。

正直、大量の広告にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。

私自身も、少しスマホから目を離した隙にメールボックスは未読メールで溢れかえり、見たくもないような広告メールが大量に届いている状況です。

様々なマーケティング手法を駆使して顧客に売り込みをする

中小企業のデジタルマーケティング手法では状況に応じて様々な手法を使い分ける柔軟性が必要
状況や目的に応じて様々なマーケティング手法を駆使して顧客にアプローチをしよう

ユーザーは売り込みや広告にはすっかり慣れてしまい、疲弊しています。

ですので、月並みな広告やマーケティング活動ではユーザに飽きられてしまいスルーされてしまいます。

サービス提供事業者は、様々なマーケティング手法を戦略的に織り交ぜて、ユーザに対して魅力的なマーケティングコンテンツを提供する必要があります。

中小企業に必要なマーケティング戦略は様々なものがあります。

これからご紹介するアプローチを参考にしながら自社に適したものを選んでみて下さい。

中小企業のマーケティング手法1:メールマーケティング

メールマーケティングは中小企業のマーケティング戦略の中核的な存在です。

しかし、多くの中小企業がメールマーケティングをマーケティング手法に取り入れており、簡単に成果が出るものではありません。

成果につなげるためには、根気強くトライ&エラーを繰り返しながらの試行錯誤の積み重ねが大事になります。

これからメールマーケティングを始めようと考えている人や戦略の見直しを考えている方は以下のことを考えてみて下さい。

  • メールを送る目的について考える
  • 受信者のニーズや課題などを再評価する
  • タイトルをこれまで以上に真剣に考える
  • メールに添付するリンクは充実させる

あなた自身がメールを受け取ることを想定して「この内容なら魅力的だな」と思えるかどうか自分自身に問いかけてみて下さい。

もし、その答えが「NO」なら最初から考え直す必要があります。

中小企業のマーケティング手法2:ソーシャルメディアマーケティング

あなたの事業の見込み客がソーシャルメディアを活用してる場合は、ソーシャルメディアマーケティングは非常に有効なマーケティング手法の一つになるかもしれません。

プライベートでTwitterやInstagram、Facebookなどのプラットフォームを通じて日常の様子を発信している人も多くいらっしゃると思います。

ただ、中小企業のデジタルマーケティング戦略におけるソーシャルメディアマーケティングは、それとは一線を画すものになります。

突発的な発信をしたり、顧客に対していきなりダイレクトメッセージを送ったり、ビジネスの告知を高頻度で発信するような無計画なものであってはなりません。

ソーシャルメディアマーケティングを通じて、効果的に情報を発信するためには、きちんとした戦略を立てて、スマートなマーケティング戦略を取り入れる必要があります。

企業のマーケティングやブランディングでソーシャルメディアを活用している場合、以下のことがしっかり取り入れられているでしょうか。

  • 目標や目的が設定されているか
  • 顧客や見込み顧客が利用するプラットフォームを使用しているか
  • 効果測定の指標を定義する
  • 良質なコンテンツを作成する
  • 担当者を決める

ソーシャルメディアマーケティングは中小企業のデジタルマーケティング手法の中では、始めるための障壁が低いと思われがちです。

ただスマートさと繊細さが求められる、非常にセンシティブなマーケティングでもあります。

戦略性を持って取り組むことが非常に重要だということを忘れてはなりません。

中小企業のマーケティング手法3:コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングもメールマーケティングと同じように古くから存在するマーケティング手法の一つになります。

この手法が既に確立されている組織では、既に集客面に多大な貢献をしてくれていて、そのメリットが体感的に理解できていると思います。

企業の規模や資金力に大きく左右されない点がコンテンツマーケティングのメリットですので、中小企業のマーケティング戦略では積極的に取り入れるべき手法になります。

ただ、創業間もない企業やコンテンツマーケティングをこれから取り入れようと考えている企業にとっては、とても難しいマーケティング手法になると考えて下さい。

その理由は、あなたが『これから提供しようと考えているコンテンツ』は類似コンテンツも含めて、既にインターネット上に存在しているからです。

基本的には、既存のコンテンツを上回る魅力的なコンテンツを提供できなければ、インターネット上のノイズを上乗せしていることになります。

ですので、コンテンツマーケティングを始めるにあたり、以下のことをしっかりと考えてみて下さい。

  • 目標を設定する(ゴール、顧客ニーズ、顧客ニーズをどう満たすか、企業の最大の強み、競合との違い)
  • 読者のペルソナを設定する
  • 目標を念頭にコンテンツ開発をする

コンテンツマーケティングは単にビジネスブログを書くことだけではありません。

ブログ記事以外にも、動画コンテンツ、インフォグラフィック、事例集、e-Bookなど多岐に渡ります。

リードナーチャリングにおけるフェーズ、配信先のプラットフォームなどによって、配信するコンテンツを柔軟に使い分けるような戦略性も合わせて必要になってきます。

中小企業のマーケティング手法4:SEMとSEO

SEMやSEOも重要な中小企業のマーケティング手法です。

SEMとSEOは大きな枠組みで見たときは同じですが、それぞれカバーする領域が異なりますので、その違いを理解して対策を取る必要があります。

中心となるのは”キーワード”です。

広告領域を含めた包括的な検索エンジン対策のSEM

SEOと呼ばれるキーワードについては、何度も耳にしていると思いますが、SEMについては少し定義が異なります。

SEMとは検索エンジンマーケティングの総称で、クリック報酬型広告を含めた検索エンジン全体をコントロールするマーケティング手法になります。

広告領域においては、Googleなどの検索エンジンに自社のサービスを広告として出すことができ、ユーザーが特定のキーワードを検索すると、ページ上部と下部に広告が表示されます。

広告とSEOとSEMの関連性を示した画像
広告とSEOとSEMの関連性

SEM戦略(クリック課金型広告戦略)では、自社の製品やサービスに関連するキーワードを選定し入札方式で購入します。

あなたが提供する製品やサービスを探しているユーザはキーワードによって広告を見つけて、キャッチコピーや広告文を読んでランディングページにアクセスします。

したがって、ここではキーワードリサーチが非常に重要になります。

キーワード選定のコツとしては、最初に大きなキーワードを選定しましょう。

そこで、キーワードの大枠をつかんできたら、ミドルキーワード、スモールキーワードと選定していきます。

例えば、あなたがWeb制作会社であれば、[Web制作会社]をビックキーワードとして選定し、[Web制作会社 千葉]や[Web制作会社 デザイン重視]、[Web制作会社 マーケティング特化型]、[Web制作会社 不動産業界実績]といった形で範囲を狭めて抽出していきましょう。

そうすることで、ニッチなキーワードを発見することができ、広告の費用対効果が高まる可能性があります。

検索エンジン対策のSEO

SEO領域は検索結果画面の広告領域の下に表示される部分のことをいいます。

この領域の結果については、検索ユーザの自然検索によって表示される結果になりますので、Webサイトやコンテンツの質が求められます。

SEO領域は広告領域の下に表示れるコンテンツになりますが、ここで上位表示されることによってサイトやページの信頼性が一気に高まり、多くのアクセスを獲得できるようになるのです。

また、人によっては広告領域の上位に表示されるよりも、SEO領域の上位に表示されるページを好んでアクセスする傾向もあるくらいです。

その理由はシンプルに広告ではないからです。

冒頭にお伝えした通り、多くの人は広告にうんざりしています。

広告からアクセスする売り込みのランディングページではなく、自身の課題や悩みを解決できるようなコンテンツを求めているのです。

したがって、私たちはクリック課金型の広告戦略以上にSEOに注力するべきなのかもしれません。

中小企業のマーケティング手法5:モバイルマーケティング

ここまでご紹介した、中小企業のデジタルマーケティング手法と戦略について、自社の製品やサービスのターゲットに合わせて、柔軟に組み合わせて取り入れていきましょう。

ただ、これらのデジタルマーケティング戦略は、モバイルフレンドリーであることが前提になります

Webサイトはモバイルフレンドリーでしょうか。

またメールはモバイルフレンドリーでしょうか。

こういったことを意識しながら、様々な戦略に落とし込みましょう。

例えば、メールをモバイルフレンドリーにする場合は次のようなことを意識します。

  • 件名は短く簡潔になっているか
  • テキストのサイズは適度に大きく見やすくなっているか
  • レイアウトは1カラムになっているか
  • HTMLメールが受け取れない相手のためにテキストメールも用意してあるか?
  • 本文に張り付けた誘導用のリンクの飛び先はモバイル対応しているか?

これを見て非常に細かいことのように感じた方も少なくないはずです。

ですが、小さなことにまで意識を集中させることによって、多くのユーザーの信頼の獲得につながります。

マーケティング手法をどのように戦略に落としこむか?

マーケティング手法を戦略に落とし込むための考え方を紹介
様々なマーケティング手法を戦略に落とし込む

ここまでのブログを読んで「今すぐ実践したい」というはやる気持ちも分かりますが、まず最初は戦略に落とし込むところから始めなければなりません。

メール、SNS、コンテンツ、SEM、SEOなどはそれぞれ異なる特徴があるため、立てるべき戦略も当然大きく変わってきます。

メールマーケティングはより高度により戦略的に実践する

メールマーケティング戦略で大切なのはシナリオ作りになります。

  • メールを開封したら、次のメールを送る
  • 特定のリンクをクリックしたら、特定のメールを送る
  • リードのスコアが一定以上に到達したら特定のメールを送る

このようなシナリオをあらかじめ作成して準備しておく必要があります。

マーケティングオートメーションツールを導入することで効率的にメールが送れるため、多くの企業がMAツールの導入をしています。

また、メールに添付するe-bookなどのリンクやシナリオを意識したページコンテンツの作成も必要不可欠です。

さらに、オンライン資料にアクセスするために資料連絡先情報を提供していただくようなコンテンツを用意することで質の高いリード情報を獲得することができます。

メールマーケティングとは、ただ単に営業メールを送ることではありません。

ユーザのWeb上での動きによって見込み度合いを算出し、それに合わせたメールコンテンツを送るような戦略的なマーケティング手法になります。

ソーシャルメディアマーケティングは世界観を大事にする

ソーシャルメディアマーケティングは”世界観”を大切にします。

ターゲットとなるユーザが興味を持ちそうなコンテンツを発信する必要があるのですが、自社のブランドやサービスにとってのペルソナを意識して、彼らが好みそうな世界観を演出してみましょう。

例えば、Instagramでは写真や動画を多用することで世界観を伝えることができますが、一歩間違えれば、全く逆のイメージを持たれてしまうこともあるわけです。

色のトーンや角度、光の当て方までこだわることで、自社のイメージに合ったユーザを取り込むことができるようになります。

テキストでの表現が少ない以上、世界観を大事にしながらソーシャルメディアマーケティング戦略を考えてみて下さい。

コンテンツマーケティングは焦点をしぼり違いや差別化を図る

コンテンツマーケティングを始めるにあたり、ビジネス全体の目標設定とターゲットとなる顧客のニーズを把握するところから始めます。

ここでも大枠から詳細に絞るような設計が必要で、逆ピラミッド型に思考を落とし込んでいきます。

  • ビジネス全体の目標は何なのか?
  • ターゲット顧客のニーズや課題は何なのか?
  • 自社のサービスは顧客のニーズや課題をどのように満たすのか?

このように下に行けば行くほど具体的になってきます。

そして、見込み客のフェーズによっても提供するコンテンツを変えなければなりません。

あなたのサービスについて何も知らないユーザに対して興味を持ってもらえるようなコンテンツと競合他社との比較段階にいるユーザに購入動機を植え付けるためのコンテンツは全く違います。

それぞれの状況に合わせたコンテンツを作り提供する必要があるわけです。

ビジネスとは、自社のサービスを通じて顧客の課題や悩みを解決することです。

顧客の悩みや課題を起点に考えることで、相手に合致したコンテンツを作ることができるのです。

SEMやSEOはキーワードから

SEMやSEOについては、無料、有料問わず様々な分析ツールが提供されています。

まずはこれらのツールを活用して、自社のサービスに最適なキーワードを分析するところから始めてみてはいかがでしょうか。

有料のサービスを利用することに躊躇いがある場合は、無料のツールやフリーミアムモデルを活用するところから始めても構いません。

まずは、分析してみることが大切です。

Google広告を出す場合は、広告用のアカウントを作成することで「Googleキーワードプランナーツール」を無料で利用できます。

特手のキーワードに関する検索ボリュームを確認できたり、PPC広告でどれくらいの費用が発生するかを確認することができるのです。

他にも、Googleサジェスト機能を活用して検索ニーズを把握したり、GoogleSearchConsoleGoogleAnalitycsを使用して分析を深めていきます。

実はGoogleが提供するSEOツールの多くは無料で利用することができ、無料とは思えないほど高機能なものばかりです。

これらのツールはSEM、SEOを始めるには必要不可欠なツールになりますので、ぜひマスターして下さい。

また、有料ツールでは、パスカルのSEOツールAhrefsのSEOツールなどがおすすめです。

パスカルは無料版はなく、無料体験版が4日間(土日除く)利用できます。

Ahrefsの場合は無料版がありますので一度試してみて必要に応じて有料版に切り替えるなどの運用をご検討下さい。

モバイルマーケティングはモバイルフレンドリーであることが大前提

モバイルマーケティングに関しては、あなたのWebサイトやページがモバイルフレンドリーであるかどうかが重要なポイントです。

  • スマホ上の画面でサイトが見やすいこと
  • 文字が小さすぎないこと
  • 内容は完結であるか
  • 画像は最適化されているかどうか
  • UI・UXはスマホに最適化されているかどうか

これらを意識する必要があります。

モバイルユーザーは、想像以上に”めんどくさがり”です。

ちょっとでも使いずらかったり、サイトの動きが遅かったり、画面の表示スピードが遅かったりしたらすぐに離脱してしまいます。

そもそも、モバイルフレンドリーではないサイトはGoogleのアルゴリズムに評価されず、検索結果の上位に表示されることはありません。

SEOの視点でもモバイルフレンドリーであることはとても重要な要素になります。

Webサイトを作成する場合は、パソコンの画面で見るデザインばかりに目が行きがちですが、多くのユーザはモバイルで閲覧することを考えれば、どこに注力するかは明白です。

あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーがどうかを確認する方法は、Page Speed InsightsMobile-Friendly Testを使用してチェックしてみましょう。

様々なマーケティング手法はツールを活用して上手に管理しよう

中小企業に必要なデジタルマーケティングでは、まずこれら5つの手法を徹底的に追及します。

その手法も特別なスキルを必要とするわけではなく、自ら考え戦略のフレームワークに落とし込み実践するだけです。

デジタルマーケティング手法を効率的に進めるためのツールは色々ありますので、それらのツールは積極的に活用するべきだというのが私の考えになります。

ただ、ツールはあくまでツールです。

ツールを上手に使い、自らの頭で考えることに注力しましょう。

自社のビジネスについて一番理解しているのは、コンサル会社でもなければWebの制作会社でもなく、ビジネスやサービスを提供しているあなた自身です。

私たちにできることはそのサポートに限定されますが、必要であればサポートさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。

中小企業のマーケティング戦略の中心には戦略的に作り込まれたWebサイトが必要です

Webサイトを起点にデジタルマーケティングを考える
中小企業のデジタルマーケティングの中心には良質なウェブサイトが必要になります

マーケティング手法を戦略に落とし込み、それを実践したとしても、受け皿は用意されていないと全てが水の泡になってしまいます。

デジタルマーケティングの中心にいるのは、戦略的に作りこまれたウェブサイトであることを忘れてはいけません。

Webサイトが戦略的に作りこまれていないことによる弊害は大きく、例えば、せっかく訪れたユーザが目的のページを見つけられず、サイトを離脱してしまうケースや、獲得したリードに対して良質なアプローチをかけることができなくなってしまいます。

デジタルマーケティングの目標を達成するために、ユーザにはWebサイトの問い合わせフォームにメールアドレスや住所、会社名などの情報を入力してもらう必要があります。

なので、安心して情報を入力してもらえるようなサイト作りだったり、ビジネスの課題を解決できそうだという納得感を感じてもらえるようなコンテンツ作りが必要になります。

セールスのDX化は待ったなし

ここまで、中小企業に必要なデジタルマーケティング手法とその戦略について解説させていただきました。

この5つを徹底して実践することに加えて企業のWebサイトの見直しを改めて実施してみて下さい。

そうすることで、自社のマーケティングがよりよい方向に向かうことは言うまでもありません。

想像してみて下さい。

あなたの購買行動は、以前と比べてどのように変化しましたか?

あらゆる業界において、ユーザの購買プロセスはオンライン化にシフトされていて、その波は今後さらに大きくなることでしょう。

あなた自身がこの波に乗り遅れてはいけません。

セールスのDX化は待ったなしです。


この記事を書いた人

代表取締役
櫻井 邦則

1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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